2019/12/10

【VR活用事例】JALパイロットカレンダーの付録として、ハコスコVRパッケージを採用 〜JALブランドコミュニケーション〜

日本航空(JAL)の宣伝活動をはじめとし、JALに関連する様々な制作業務を行っている株式会社JALブランドコミュニケーション様。同社では、A350就航記念として、VRパッケージ(ゴーグル+映像)同梱の特別版カレンダーを販売し、ハコスコは映像制作+配信+VRゴーグルのワンストップのサービスを提供させていただきました。

今回のインタビューでは、JALカレンダーJAL PILOT -I have Control- VR動画 同梱バージョン」販売にあたっての制作の裏側やVRを選んだきっかけを、同社の企画・制作グループディレクター 宮脇 様 にお話いただきました。

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株式会社JALブランドコミュニケーション 出版・制作部 企画・制作グループ ディレクター 宮脇 然 様

 

JALブランドコミュニケーションが手がけるJALパイロットカレンダー

――パイロットカレンダーとは?

宮脇:当社では、「旅への誘い」をコンセプトとして、「JALカレンダー」の制作を行っています。

その中でも、パイロットカレンダーでは、飛行機を利用するのみでは見ることのできない、パイロットの仕事現場を撮影しています。現役パイロットの働く姿と、コックピットの中や機体の至近距離といった貴重なアングルをご覧いただけます。

 

――VRパッケージを同梱しようと思ったきっかけは?

宮脇「紙メディアであるカレンダーに、今までにない付加価値を付けられないだろうか」という議論がスタートでした。最初の取組みでは、飛行機と世界の風景のカレンダーに専用アプリをかざすと、その飛行機や風景にまつわる動画が視聴できるARのシステムを使用しました。

ARの流れを受け継ぐ形で、2019年9月からエアバスA350型機の就航に合わせ、2020年版のパイロットカレンダーには、まるで自分がコックピットの中にいるような体験ができる、VRパッケージを採用することになったんです。

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VRパッケージ同梱のJALパイロットカレンダー「JAL PILOT -I have Control-」

 

ハイクオリティなVR体験を目指し、ハコスコを採用

――ハコスコを選んだ理由は?

宮脇:ハコスコさんがVRに長年取り組んでいる企業ということは以前から知っていました。VR映像の配信プラットフォーム:ハコスコストアも自社で持たれており、映像制作からVRゴーグルまでワンストップでお願いできるところも、信頼感を高めてくれましたね。

実際に映像制作の企画段階から、360度カメラでの撮影方法やノウハウなどをアドバイスいただきました。メインの撮影は羽田空港近くにあるA350型機フライトシミュレーター内で行いましたが、狭くて暗い環境なのに照明機材が持ち込めない、という制約もありました。

 

お世辞にもよいとは言えない撮影環境の中「どのようなカメラ機材ならよりよく撮れるか」「どう撮影すれば没入感の高いVR映像が制作できるか」など、クオリティーファーストなご対応をしていただいたと思っています。

 

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コックピット内をVRでリアルに再現

――撮影でこだわった点は?

宮脇:実際に映像になった際の視点の数にこだわりました。操縦席の真ん中だけではなく、少しずらして斜めから、パイロットの目線の位置など、複数視点で映像を楽しめるように撮影を行いました。動画配信サイトなどでもコックピット内を撮影した動画は配信されていますが、今回のように複数視点の映像はとても希少だと思います。

 

――今までにない視点からの撮影を行ったんですね

宮脇:実際にはパイロットの頭がある位置にカメラを置いて撮影したので、まさに操縦席の椅子に座ったときに見える風景が体験できます。

 

――パイロットの目線を体験できる作りになっていると

宮脇:はい。また、視点だけではなく、パイロットと管制塔のやりとりなども再現しました。ふだん見ることのできない、運航中のコックピットの様子が収録されているところも、こだわりポイントです。

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――本VR動画を二次活用する予定はありますか?

宮脇:クオリティーの高い映像に仕上がったと思いますので、JALのイベントで使ってもらうことや、映像コンテンツを追加して配信するということをやっていきたいですね。

 

――VRは今後どのように展開していくとおもいますか?

宮脇:人が行けないところ、入ってはいけないところに居ながらにして行けるのがVRだと思っています。当社でも「世界各地の旅へいざなう」というテーマで様々なコンテンツを制作していますので、今後VRを活用していくでよりリアルな体験が提供できるようになるのではないかと。

 

また、JALカレンダー「JAL PILOT -I have Control- VR動画 同梱バージョン」の初期ロットは完売したため、数量限定の増刷を行いましたが、喜ばしいことに、増刷分も即完売となりました。マニアックな内容にも関わらず、反響の大きさに驚いています。そこで皆様のご期待の声にお応えし、2019年12月9日より2度目の再販受付を行うことになりました。販売自体はこれが最後になります。

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2度の完売を経て、2019年12月9日より再販受付開始した「JAL PILOT ーI have Controlー VR動画 同梱バージョン」

 

2021年版のJALカレンダーも含め、今後もVRに絡んだ試みを続けていけたらなと思っています。

 

――ありがとうございました。

 

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